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最新医療情報カテゴリのエントリ

 

 先週の脊椎手術は4件でした。腰椎変性すべり症に対して2椎間の除圧術、骨粗鬆症性腰椎圧迫骨折に対する経皮的後弯矯正術、腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡併用ヘルニア摘出術、腰部脊柱管狭窄症に対する除圧術の4件でした。


骨粗鬆症のため第3腰椎が骨折し、激痛のため寝返りが困難であった80歳代女性の患者さんは、経皮的後弯矯正術(BKP)により、術翌日からかなり腰痛が軽減されました。この術式は、非常に簡単で、また傷もほとんどなく、そのうえ、術直後から腰痛が著明に改善するという、すばらしい術式だと思います。すべての骨粗鬆症性の圧迫骨折がこの術式の適応ではありませんが、適応があれば、骨粗鬆症性圧迫骨折の激痛に悩む患者さんにとっては、福音になる術式と思います。


 

 
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 今週の脊椎手術は6件でした。腰椎椎間板ヘルニアに対する手術が内視鏡下ヘルニア摘出術2件を含めて4件、腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡下除圧術1件、骨粗鬆症性腰椎圧迫骨折に対する経皮的後弯形成術(BKP)が1件でした。


経皮的後弯形成術(BKP)は第2腰椎圧迫骨折患者で、受傷後約2か月経過しても腰痛が軽快せず、本人が手術を決断されました。術前日に入院され、当日は午後から全身麻酔下で手術を行いました。手術時間は40分程度で、傷は7㎜程度で終了しました。術翌日から、今までの腰痛が軽快しており、家族には「こんなに楽になるなら、もっと早く手術しておけばよかった」と言っていたそうです。術翌々日には退院されました。

 

 このように、この手術は、非常に低侵襲であり、またその効果も非常に高いことから、骨粗鬆症による圧迫骨折後の腰痛に悩む患者さんには福音になると思います。
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 なかなか忙しくてブログが更新できませんでした。

 
 先週は、3件の脊椎手術を行いました。2件が腰部脊柱管狭窄症の患者さんで、もう一件が、骨粗しょう症による圧迫骨折で痛みが軽減していない患者さんに、以前紹介した、経皮的後弯矯正術(Balloon kyphoplasty, BKP)を行いました。
 
 ここでもう一度BKPをご紹介します。これは骨粗しょう症による脊椎圧迫骨折に対して、わずか数㎜の切開の左右の切開だけで、潰れた脊椎にセメントを注入する方法です。欧米では以前から、かなりの症例数が本術式を行われたおりましたが、日本ではようやく今年の冬から施行可能となりました。しかし本術式を行える医師は、脊椎外科指導医であって、かつトレーニングを受け認可を受けた医師のみであり、私は石川県で第一号に認可されました。
 
今回は第11胸椎圧迫骨折の患者さんに本術式を行いました。約45分程度で手術を終了しました。出血量は0mlで、絆創膏を2枚貼っておく程度で手術を終了しました。
 
術式のあらまし:
 

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背中から小さな風船付きの器具を挿入します。 椎体の中の風船を膨らませ、つぶれた骨を骨折前の形に戻します。 風船を抜くと、椎体内に空間ができます。空間を満たすようにセメントを充填します。 手術は1時間程度で終わり、骨セメントは手術中に固まります。

手術は手術室で全身麻酔下に行います。レントゲン透視装置で確認しながら、背中から管を「せぼね」内に進めます。そこに風船を挿入し(①)ふくらませることで、つぶれた骨を出来る限り復元します(②)。作られた空洞に専用の骨セメントを詰めます(③④)。手術の時間は通常1時間程度です。

 

 
 
 
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読売新聞掲載

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