もう2月が終わりました。明日からとうとう3月ですね。
2月は11件の脊椎手術と3件の日帰り手術を行いました。
脊椎手術の内訳は、腰椎変性すべり症に対する腰椎後方進入椎体間固定術が2件、頸椎症性脊髄症に対する頸椎椎弓形成術が1件、腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下除圧術が2件、椎間板ヘルニアに対する顕微鏡視下ヘルニア摘出術が2件、腰椎外側型ヘルニアに対する顕微鏡視下ヘルニア摘出術が1件、骨粗しょう症に伴う腰椎圧迫骨折に対する経皮的後弯矯正術が2件 でした。
今月はどの症例も、一筋縄でいかない症例ばかりで、手術には細心の注意を払いながら行いました。どの患者さんも術後、症状が軽減し満足されておられます。
来月も誠心誠意、患者さんと向き合い、つらい症状が軽減、消失するように、診療・手術に集中していきたいと思っています。
遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
今日は、藤田クリニック、開院5周年記念日です。5年前の今日、2011年1月11日に開院し、本当にあっという間の5年間でした。その間、本当に本当にすばらしいスタッフ達に囲まれ、助けられて、私の思い通りの医療を実践して参りました。
これからも、一人でも多くの患者さんの体と心の痛みがとれるように、全身全霊で診療・手術に取り組んでいきたいと思っています。
昨年は、脊椎手術が175件、人工関節手術などその他の全身麻酔手術が15件、日帰り手術が35件ありました。
開業して5年間で、約1000件以上の脊椎手術を行ってきたことになります。
これからも患者さんのご希望、ご期待に応えられるように、スタッフともども、常に全力で治療にあたっていく所存です。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
今日は秋晴れの一日でしたね~。
私は、今日は福井県の池田町まで一人で出かけて、ハーフマラソン大会に参加してきました。コースは山間の道から、森林の中を走り抜けるもので、さわやかな秋風の中、森林浴を満喫できました。タイムも1時間44分30秒と、余力を残しながら走った割には、十分満足できるタイムでした。
その後、全国的にも「塩おろし蕎麦」で有名な「一福」で、蕎麦を大盛り食べて帰宅の途につきました。
十分リフレッシュした休日でした。
いつの間にか秋になっていました。藤クリは患者さんとスタッフ、そしてなにより院長の熱気で、診察室全体がヒートアップしているため、いつもクーラーをつけていたのですが、今日は、窓を開けるだけで、心地よい秋風が入ってきて、全くのクーラーいらずの一日でした。
私は、夏から秋にかけて年に数回、登山に出掛けるのですが、今年は、白山日帰り登山、立山5山縦走日帰り登山、唐松岳から不帰キレット触りだけ登山、西穂入口の独標登山2回、と行ってきました。なかなか時間がとれず、どれも日帰りばかりでした。立山はシルバーウイークに行ってきましたが、雄山を超えて、大汝山から別山や真砂岳から見える紅葉が、それはそれは最高でした。
写真は8月上旬に、日曜に朝起きて天気が良かったため、思い立って白山登山したときの写真です。前日に整形外科の後輩が2時間30分で頂上まで登頂するということを聞いて、私も頑張って、7時45分に別当出合から出発し、山頂まで一気に速足で登り切りました。タイムは2時間40分でした。50歳にしてはまずまずですかね。山頂からの景色は抜群でしたね。
あっという間に夏が終わり9月になりました。あの暑かった夏はいったいどこに行ったのでしょうか?もう朝晩はかなり涼しい気候になりました。
8月の手術件数は、お盆休みを頂戴しましたが、13件と頑張りました。1件が、胸椎圧迫骨折後の偽関節に対する経皮的後弯矯正術(BKP)、1件が腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下除圧術、その他11件が腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡機器併用ヘルニア摘出術でした。
また変形性膝関節症の膝痛の患者さんに、人工膝関節置換術を、木島病院の北岡先生と一緒に行いました。
経皮的後弯矯正術(BKP)を施行した患者さんは、受傷して約3か月以上も経過したにもかかわらず、動作時の背部痛と腰痛が軽減せず、いろいろな病院に受診されたそうですが、どの病院でも、このまま様子を見ましょう、とだけ言われていたそうで。いよいよ困り果てて当院に受診されました。MRIなどの画像診断などから、いまだ骨折が治癒していない「偽関節」状態と判断し、この手術を行いました。術翌日から、「いままでの痛みが軽くなった!!」と言われて、大喜びされていました。
手術後の回診の時に、患者さんが痛みが軽くなって喜ばれている顔を拝見すると、私も本当に嬉しくなります。
先週は4件の手術を行いました。
1件は通常の腰椎椎間板ヘルニア、1件は第3/4腰椎 外側型湯腰椎椎間板ヘルニア、1件は骨粗鬆症性胸椎圧迫骨折に対する経皮的後弯矯正術(BKP)、
そして最後の1件は、私が以前手術をした第4/5腰椎の腰部脊柱管狭窄症の再狭窄に第5腰椎/第1仙椎の椎間孔外狭窄を合併した症例です。このような症例は診断がかなり困難で、MRIや脊髄腔造影、選択的神経根ブロックを駆使して診断を絞り込んでいきました。特に、一本の神経に2か所の圧迫病変ある場合には、どちらを手術すべきか非常に困難な判断を迫られます。この症例の場合には、最終的に第5腰神経障害が痛みを引き起こしているの確認して、前述の2か所の部位の手術となりました。
再手術の場合には、以前手術した場所は瘢痕組織が覆っており、なかなか神経を確認することに難渋します。このような場合でも手術顕微鏡を用いて、焦らず、丁寧に、根気よく剥離を進めると、神経を明らかにすることができます。焦らず、丁寧に、根気よく、が肝心です。時間は2時間程度かかりましたが、無事、再狭窄の除圧と椎間孔外狭窄の除圧を完遂しました。
北陸新幹線が開業し2ヵ月半ほどたちましたが、皆さんもう乗られましたか?
何人もの患者さんから、今度新幹線で東京に行くから~と楽しいお話を聞きました。
東京へも行きやすくなりましたが、たくさんの観光客の方が石川県においでて、街がにぎわっているのを感じますね。テレビでも石川県・金沢が取り上げられ色々なお店が紹介されていて、かなり興味をそそられます。
地元に住んでいても、今まで知らず行ったことのないところや、新しくできたお店など…。
新幹線で東京に行くのも魅力的ですが、改めて石川県を満喫してみるのも素敵だなと思いました。
看護師 西野
藤田クリニックの新人歓迎会&送別会を開催しました。総勢21人の大所帯です。
リハビリ室長の松下君が中心となっていろんなゲームを行ったり、森本君の思い出のビデオを上映したりで、大盛り上がりでした!!
職員全員が笑って、涙して、全員の心が一つになった会でした。藤クリは本当にいい職員に恵まれています。院長の私は、いつも大感謝の日々です。(^^♪
昨日、中部日本整形外科災害外科学会で口演発表をしてきました。
演題名は「椎間孔内内側部狭窄に対する手術アプローチ」 というタイトルで発表しました。これは、腰部脊柱管狭窄症のなかでも、かなり珍しい病態に対して、従来法と違い、極めて簡単な方法で手術ができる、という内容でした。手術ビデを供覧しながら、自分でいうのもなんですが、かなり聴衆に分かり易く発表できたと思います。
発表のあと、ロビーで、四国地方の国立大学教授から、「興味深い手術アプローチですね」と、褒めて頂きました。
論文も合わせて提出し、久々の学術活動を打ち上げました。ここ2週間あまり、机に向かっていたので、今日は、久々に桜並木をランニングしました。
今後も、最低でも一年に一回ぐらいは学会発表を続けていこうと思っています。