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日記カテゴリのエントリ

胸椎黄色靭帯骨化症など19件の脊椎手術

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2013/12/8 20:55

 前回の手術日記から約1か月が経過し、その間19件の脊椎手術を行わせていただきました。

内視鏡併用腰椎椎間板ヘルニア摘出手術や、顕微鏡視下腰椎除圧術など、そのほとんどが腰椎疾患でした。ところが先週の患者さんは胸椎疾患でした。

 

 第11胸椎部分の脊髄が、靭帯が骨化した病変により著明に圧迫されていたため両下肢のしびれを来した患者さんでした。当初、この患者さんは他医で腰部脊柱管狭窄症と診断され治療されていましたが、症状が軽減しないことから当院を受診されました。MRIを撮影すると確かに腰部脊柱管狭窄は認めたのですが、身体所見をしっかり観察させていただくと、やはり胸椎部分の病変であることが分かりました。この病気はなかなか治療が難しいことから厚生労働省の難病指定疾患になっている病気です。

 

 この病気に対する手術は、脊髄と骨化がかなり癒着していることが多いため、脊髄と骨化の剥離に注意が必要です。案の定、この患者さんも癒着が著しく、顕微鏡視下に時間をかけて丁寧に骨化を脊髄から剥離し全切除しました。

 

術後、患者さんの症状も改善し嬉しい限りです

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 昨日は、午後の外来を休診にして、北陸脊椎脊髄外科学会にて発表してきました。

 

 演題は「第5腰椎 / 第1仙椎 椎間孔内側部狭窄に対する手術アプローチについて」と題して口演しました。内容は腰部脊柱管狭窄症の中でも特殊な病態である、椎間孔狭窄という病態に対して、通常の手術方法ではなく、簡便かつユニークな手術方法について論じてきました。

 

 通常はこの病態に対しては顕微鏡や内視鏡を用いて外側開窓術という方法を用いるのですが、この椎間孔内狭窄の中でも内側部での狭窄は、この方法では手術がやりづらいという欠点がありました。そこでえ私は顕微鏡を駆使することにより、より簡便な手術アプローチで病変に到達する方法を考え、良好な手術視野と成績を挙げた、という発表でした。

 

 この学会は、北陸の脊椎脊髄外科医が一堂に会する学会であり、私も開業するまでは幹事を務めており、かなり思い入れのある学会です。北陸は金沢大学、金沢医科大学、富山大学、福井大学と4校の医学部がありますが、それぞれ脊椎脊髄外科分野ではactivityも高く国内外からの評価も高く、これら4校と関連施設の脊椎外科医が集まるこの学会は、地方会といえでもかなりのハイレベルの発表が続きます。

 

私は最新・最良の医療を患者さんに提供するためにも、今後もこの学会での発表を続けていきたいと思っています。

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先週の脊椎手術5件:腰椎椎間関節嚢腫など

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日記
執筆 : 
admin 2013/10/14 21:04

 先週は5件の脊椎手術を行いました。腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡併用ヘルニア摘出術が1件、腰部脊柱管狭窄症3件、腰椎椎間関節嚢腫1件でした。

 

 椎間関節嚢腫とは、腰椎間を連結する椎間関節から液体状のものを含んだ腫瘤が発生し、これが腰神経を圧迫するものです。嚢腫が自然に縮小することもありますが、下肢痛など神経痛の症状が持続する場合には摘出することが必要です。

 

 手術は、腫瘤を神経から剥離して摘出するわけですが、通常、神経と強く癒着しており、注意深く丁寧に行わないと、神経を傷つける可能性があります。

 

 今回も予想どおり、腫瘤が硬膜と第5腰神経に強く癒着していましたが、顕微鏡を用いて、注意深く神経と腫瘤とを剥離し、ほぼ完全に腫瘤を摘出できました。

 

 

 

 

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8月の脊椎手術15件・9月の脊椎手術24件

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2013/9/29 22:03

 月日が経つのは早いもので、夏があっという間に終わり、残暑もほとんどないまま、秋に突入しています。

 8月、9月も精一杯脊椎手術を執刀させて頂きました。8月は15件、9月は24件行いました。

 

 頚椎手術も2件行いました。うち一件は頸椎症性神経根症に対する低侵襲頸椎椎間孔拡大術です。以前何回もこのブログで書きましたが、この病態で生じる上腕部痛、上腕部のしびれ感は、お薬や注射・リハビリなどで軽快することも多いですが、しかし軽快するものの、かなりの症状が残存し、社会生活に支障をきたすような患者さんも少なくありません。このような患者さんには術治療も考慮したほうが良いと思います。ただ手術といっても、頸椎の前方を切開する前方除圧固定術は、合併症のリスクを考慮すると手術に躊躇せざるを得ません。そこで私が行っている頸椎の後方から約2㎝の切開で神経の圧迫を解除する低侵襲頸椎椎間孔拡大術はリスクも少なく、入院期間も10日前後で非常に低侵襲です。

 

 頚椎の変形により上腕に放散する痛みやしびれ感で困っておられましたら、当院に一度ご相談に来てください。

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おいしかった

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2013/9/29 20:51


爽やかな秋晴れの日が続いていますね。

今日、主人がイカとタコを釣って来ました。
先週私も釣りに付き合ったのですが、虫に刺され30分もしないうちに帰って来ました。
あの虫は“うろり”でしょうか?
その日は全く症状がなく、夜間から朝にかけ激しい痒みで目が覚め、水泡を作るほどの強い反応です。

早速今晩の食卓に上ったイカとタコですが、主人が友人から借りた700円も800円もする針を流して
しまい、とても高くつきました。でも、新鮮なイカ、タコは大変おいしかったです。

                                    看護師 高田

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6月、7月の脊椎手術:44件、日帰り手術4件

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2013/8/2 22:47

 もういつの間にか8月に突入していました。6月、7月も多くの患者さんの手術を執刀させて頂きました。

 

 6月は19件の脊椎手術に2件の日帰り手術を、そして7月は25件の脊椎手術に2件の日帰り手術を行いました。7月はかなり忙しかったという印象がありましたが、これほどまで手術させて頂いたとは驚きでした。

 

 脊椎の病気は、基本的にかなりの痛みを伴うことから、患者さんは一刻も早く手術して痛みをとってください、という希望をなされることが多く、また私としても、一刻も早くその痛みをとってあげたいという気持ちもあり、手術予定がどんどん手前、手前に詰まっていくという毎日です。

 

 しかし術翌日の早朝に回診に行き、患者さんの顔が笑顔に変わっていて、「おかげさまで痛みが楽になりました。」というフレーズを聞くと、仕事のストレスなんてすべて吹き飛んでしまうから不思議なものです。むしろ、この仕事をさせて頂いてありがとう、という感謝の気持ちさえ湧いてきます。これからも微力ではありますが、誠心誠意、患者さんの痛みをとっていきたい思っております。

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先週の脊椎手術6件:頸椎症性神経根症など

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2013/7/22 22:15

 今月も多くの脊椎手術を執刀させて頂いております。すでに20件近く手術を行っております。その中で先週は6件の脊椎手術を行いました。腰部脊柱管狭窄症の患者さんが3名、腰椎椎間板ヘルニアの患者さんが1名、腰椎外側狭窄の患者さんが1名、頚椎症性神経根症の患者さんが1名でした。

 

 頚椎症性神経根症の患者さんは、頚部から左上肢に放散する痛みとしびれ感を認めたため当院を受診されました。診察させて頂くと、肘を伸ばす筋力も低下しており、MRIを撮影すると、第6頸椎と第7頸椎の間で、神経が圧迫されていました。

 

 通常は、消炎鎮痛剤投与や各種注射で、8割程度の患者さんは症状が軽快しますが、やはり2割程度の患者さんは症状が数か月たっても軽快しません。この患者さんも1か月以上、薬や注射治療を行っていましたが、症状が軽快しなかったことから手術に踏み切りました。

 

 手術は、私がいつも行っている、低侵襲顕微鏡視下椎間孔拡大術を行いました。2㎝程度の切開で、1時間程度で手術が終了しました。

 

 現在手術後4日目ですが、術前のしびれ感が軽快したそうで、執刀医としても非常にうれしく思っています。

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 先週の脊椎手術は6件でした。腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡併用ヘルニア摘出術2件、同じく腰椎椎間板ヘルニアに対する顕微鏡視下ヘルニア摘出術3件、腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下除圧術1件でした。

 

 術前、かなりの激痛で夜もよく眠れなかった3人の患者さんは、術直後から激痛が無くなり、非常に喜んでおられます。その中の一人の患者さんは、「まるで地獄から天国だ!!」と言って喜んでおられます。

 

 脊椎外科医はこの言葉を聞くためにメスを握っていると言っても過言ではありません。これからも、患者さんの痛みを可能な限り早期に、可能な限り完全にとる、ということを肝に銘じながら診療にあたっていきたいと思います。

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 先週の脊椎手術は、水曜日に予定していた脊椎固定術が事情があって3週間延期としたため、4件のみの手術となりました。2件が脊柱管狭窄症に対する除圧術、1件が腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡併用椎間板ヘルニア切除術、1件が頚椎症性筋萎縮症に対する頸椎後方除圧術でした。

 

また土曜には5件の日帰り手術を行いました。内4件が手根管開放術でした。

 

 頚椎症性筋萎縮症とは、頸椎が加齢により変形して骨棘という骨のとげのようなものが形成され、それが頚神経を圧迫することにより発症します。通常、頚神経が骨棘により圧迫されますと、頚から上肢にかけてかなりの激痛が生じますが、この患者さんの場合は、疼痛はそれほど強くなかったのですが、その代わりに、上肢の肩周辺の筋肉の筋萎縮が生じてきました。筋萎縮は麻痺につながりますし、日常生活にもかなりの障害が生じます。そのためこのような場合には手術適応となることが多いです。

 

 この患者さんにも、2㎝程度の小切開での頸椎後方除圧術を施行しました。また術後数日ですので筋萎縮は改善されてはいませんが、今後リハビリなどを行ってもらいながら筋萎縮が回復してくることを祈るばかりです。

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先週の脊椎手術6件:経皮的後弯矯正術

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2013/6/4 22:54

 

 先週は6件の脊椎手術を行ないました。骨粗鬆症性圧迫骨折に対する経皮的後弯矯正術が2件、腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡併用腰椎椎間板ヘルニア摘出術が1件、腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下除圧術が3件でした。

 

 経皮的後弯矯正術(BKP)は、骨粗鬆症により腰椎が圧迫骨折をおこして非常に強い腰痛を訴えられる患者さんに、約5㎜程度の切開から潰れた脊椎内にセメントを注入することにより、潰れた脊椎をかためる手術です。以前、このブログでその手術手技を詳細に紹介しましたが、かなり手術侵襲が低く(体への負担が軽く)、かつ除痛効果が速やかに現われるため、骨粗鬆症による圧迫骨折の痛みに悩んでおられる患者さんにとって非常に有効な手術です。

 

 先週の2例ともに、ほとんど出血もなく、30分程度の手術時間で終了しました。術後のレントゲンでも、潰れた背骨にきっちりとセメントが充填されており、術翌日から離床が可能となりました。

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