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日記カテゴリのエントリ

 今週は8件の脊椎手術を行わせていただきました。腰部脊柱管狭窄症が4件、腰椎椎間板ヘルニアが2件、外側型腰椎椎間板ヘルニアが1件、頸椎症性神経根症が1件でした。

 

 頚椎症性神経根症は、頸椎が加齢現象にて頸椎が変形し、それに伴って、骨棘と呼ばれる骨のとげのようなものできて、それが頚神経を圧迫することにより発症します。症状は肩甲骨あたりから上腕・前腕にかけての痛みをしびれ感で、頸椎を後屈することにより症状が悪化します。治療は、消炎鎮痛剤投与と、各種注射治療で多くの患者さんが痛みが軽減しますが、それでも約1割程度の患者さんは、3か月を経過しても症状が改善しません。

 

  症状が激烈で、睡眠もろくにできないといった患者さんや、何か月も症状が持続している患者さんには手術を考慮すべきです。

 

  手術方法は一般的には頸椎前方固定術という、頚の前面を小切開して、骨棘をけずる手術が選択されます。しかしこの方法は、骨棘を削ったあとに、頸椎を、自分の骨や金属などで固定するということが必要で、この操作により、周術期、もしくは術後長期的にみて、様々な合併症が生じる可能性が10%程度あります。

 

  そこで私は頸椎椎間孔拡大術という方法を採用しています。この方法に、内視鏡手術用の開創器を併用することで、20㎜程度の切開で手術を行っています。この方法は頸椎の中の頚神経の通り道の一部を削ることで、神経を圧迫している骨棘を直接削らずに、神経の圧迫を解除する術式です。言ってみれば神経の迂回路を作成するような感じです。この術式の利点は、前方固定術と違い、頸椎を固定する必要がないため、合併症率が低いことと、術後の安静などがほとんど必要ないことが挙げられます。反面、神経を圧迫している骨棘を直接完全に削り取るわけでないことから、理論的にはやや、前方固定術と比較すると、その成績が劣る可能性があります。しかし、この点に関しては、私が以前、脊椎関連の学会で報告していますが、従来報告されている前方固定術とそん色ない成績が椎間孔拡大術でも得られています。

 

  今週のこの頸椎椎間孔拡大術を行った患者さんは、術直後から、術前あった上肢の痛みやしびれ感が軽減し、また握力も戻ってきたといって、喜んでおられます。

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手根管症候群:局所麻酔での日帰り手術4件

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2013/5/19 17:52

 

 先週の土曜日は当院で4件の日帰り手術を行いました。そのすべてが手根管症候群です。局所麻酔にて約10分程度で終わる手術です。


手がしびれる、と訴えて病医院を受診すると、それは頚椎が原因です、と言われる患者さんが多いと思います。当然、頚椎疾患も手のしびれ感を引き起こしますし、私も数多くの患者さんの頚椎手術を行ってきました。しかしこの手根管症候群によって手がしびれる患者さんもかなり多くいます。


この病気は、親指から薬指の半分まで(小指と薬指の半分以外)に伸びている正中神経という神経が手首の部分で横手根靭帯によって圧迫されることにより生じるものです。女性の多く、夜間就寝時にしびれ感を強く感じることがあります。また手を振ることでしびれ感は軽減することもあります。

 

 

 診断に決め手は、第4指の半分がしびれて、もう半分はしびれない!!、という第4指の感覚かい離が重要です。

 

 長い間、頚椎が原因のしびれだから、手術は大変だし、このままお薬で様子を見ようと、言われた患者さんにも、実はこの手根管症候群だったという患者さんがすくなからずおられます。


手のしびれ感に悩んでおられましたら、一度当クリニックを受診してください。当然、頸椎が原因であれば、精査の上、手術加療なども対応可能です。

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1月~4月の脊椎手術:84件

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2013/5/15 22:34

 今年も早いもので5月になり、1年の3分の1が終わりました。

 

 今年の4か月間は昨年の同期間よりもやや忙しく、この4か月間で84件の脊椎手術を行わせていただきました。どの症例も、一例一例、私の持てる技術を120%駆使して手術を行わせて頂いております。

 

 手術中は、人間の体を扱うわけですから、教科書通り、一筋縄では手術が進行せず、時として、この局面をどうしたものか判断に迷うこともあります。そういう時は、決まって「自分の肉親だったらどうするか?」を自問自答するようにしています。そうすることで、必然的に活路が開けてきますし、また術後も、自分の選択した手術手技に確信が持てます。

これからも、常に自分の肉親だったらどうするか?を自問しながら、手術を行っていきたいと思っています。


 

 
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先週は7件の脊椎手術を行いました。
 
 そのうちの一人は81歳の患者さんで、不整脈のため血液が固まりにくくなる薬を内服されていました。
 
 脊椎手術は、術後に出血が続くと神経が血液により圧迫され症状が悪化することがあります。そのため、手術の約1週間前から血が固まりにくくなる薬を一旦中止して、血液が通常通り固まる状態になってから手術を行う必要があります。しかし、反面、内服薬中止中は不整脈により血栓が生じて脳梗塞が発症する危険性が高まります。


幸いこの患者さんは、30分程度で、ほとんど出血なく手術を終えることができ、危惧していた脳梗塞も発症せず、術前の下肢痛も軽減され元気にされています。


これから高齢化社会で、いろいろな合併症を持った患者さんの脊椎手術を行う必要がありますが、手術による利益と危険性の両面を十分考慮して、手術に臨んでいきたいを思っています。

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3月の脊椎手術:25件

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2013/3/24 21:57

 

 最近、院長自身のブログの更新がなされていませんでした。それもこれも、今年に入って1月、2月、3月と、手術件数が非常に多い状態が続き、今月も予定では25件の脊椎手術を行う予定で、かなり時間的余裕がなかったことが一因です。


これだけの脊椎手術を一人で行っていますが、術前の手術説明は十分に時間をとって説明させて頂いておりますし、また術後も、毎朝6時45分頃から回診して、術後経過を注意深く見守っております。


手術患者数は増加傾向にありますが、一人ひとりの患者さんそれぞれに、一番適した手術方法を、細心の注意を払いながら手術を行わせて頂いておりますので、安心して、手術に臨んでいただきたいと思います。

 

院長


 

 


 

 
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子供の成長

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2013/1/20 23:02

先日、家族でドラマを見ていたら、小学6年の娘が「この人冤罪やね」と一言。

 

私は思わず「え?意味知ってる?」と二回聞き返しましたが、正解。

 

「それくらい本を読んだり、テレビを見ていたらわかるし~」と自慢げな様子でしたが、私達はとてもビック

 

リしました。子供の成長はうれしいけれど、いろんな情報が何でも早く子供の耳に入る次代なので、ちょ

 

っと複雑な感じもしますね…(これを言うと、「その考えは昭和時代だよ」と最近プチ反抗期になりつつあ

 

る娘にすぐ言われます。)

 

 

 

                       受付  小浦

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12月の脊椎手術

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2012/12/31 0:42

 

11月下旬から先週までは、大変忙しい時期でした。多くの脊椎患者さんに手術を行わせていただきました。以下週ごとに記載したいと思います。

11月第5週  腰椎変性すべり症に対する後方進入椎体間固定術(PLIF) 1例、
腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡併用ヘルニア摘出術 1例
腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下除圧術3例

12月第1週  頸椎後縦靭帯骨化症に対する頸椎椎弓形成術 1例
腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡併用ヘルニア摘出術 1例
腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下除圧術 2例
第3腰椎骨粗鬆性圧迫骨折に対する経皮的後弯矯正術(BKP) 1例

12月第2週  腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下除圧術 5例
 
12月第3週  腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下除圧術 3例
腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡併用ヘルニア摘出術 2例
腰椎椎間板ヘルニアに対する顕微鏡視下ヘルニア摘出術 2例
 
12月第4週  腰椎椎間板ヘルニアに対する顕微鏡視下ヘルニア摘出術 2例

以上のように、今月はかなりの数の脊椎手術を私一人で執刀してきました。しかし患者さんにとっては一生に一度の脊椎手術ですから、どの患者さんの手術でも細心の注意を払って、私自身が納得できるまで、決して妥協せず、手術を完遂しました。またその術後管理も、毎朝7時前に回診させて頂き、日々の体調の変化に応じて、投薬などに行わせていただきました。その甲斐あってかどの患者さんも今のところ調子が良いようで、うれしい限りです。


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 
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笑顔

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2012/12/14 19:49

寒くなりましたね。

 

2日程前だったか… 奥様の付き添いで来られた旦那様が帰られる際、「看護師さん達の笑顔がすご

 

くいいね~」と言ってこられました。   うれしいですね。  

 

それを聞いて、更に笑顔になった私です。

 

これからも  笑顔で明るいクリニックをスタッフ皆でつくっていきたいです。

 

 

 

                                          受付  小浦

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もう12月…スタッフのつぶやき

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2012/11/30 13:32

 11月も今日で終わりもう12月か…これが自分の率直な思いです。

 

 今年こそいつもとは違う年にしようと思っていたのに結局いつもと同じような年になってしまったな、と思うだけじゃダメだと思うのでまだあと1か月あると思って今年最後のラストスパートをかけていきたいと思います。

 

 そして最近患者さんが言われるのが、「風邪をひいてもた」や「子供が風邪なんやって」このようなことばかり。なのでまずは自分の健康管理を見直して風邪をひかないように頑張っていきたいです。

ろう

 

 

                                            柔道整復師 森本太郎

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お祝い

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
admin 2012/11/7 22:38

寒くなってきたと思ったら、今日、あられが降りましたね。

風通しの良すぎる我が家ではヒーター、ストーブは欠かせません。しかも、今年はワンちゃんがいるため、毎年出している「こたつ」をどうしようか…と毎日話し合いしております。

 

さて、今日は実家の祖母の誕生日。祝92歳!! 足腰は弱ってきていますが、杖なしで歩き、毎日電子辞書をパチパチしながら、クロスワードなどの問題集を解いているという、スーパーお婆ちゃんです。

しかも 明日は実家の父の誕生日。腰痛もちなのに、登山が大好き。  2人合同ですが、実家に行き お祝いしてきました。

 

今年1年無事健康に過ごせたことに感謝し、来年もまた、元気にすごせますようにと…改めて思いました。

 

 

 

 

 

 

           受付  小浦

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