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椎間板ヘルニアカテゴリのエントリ

胸椎椎間板ヘルニア2例

カテゴリ : 
椎間板ヘルニア
執筆 : 
admin 2014/12/1 22:21

 今年も早いものでもう師走ですね。先月もたくさんの手術をさせて頂きました。

 

 そのなかで、稀な病気がたて続けに2人ありました。病名は胸椎椎間板ヘルニアです。通常、椎間板ヘルニアは腰椎が多く、ぐっと頻度が下がって頸椎が続くのですが、胸椎は比較的稀です。その理由は、胸椎は肋骨に囲まれており、あまり動きが少なく安定しており、椎間板への負荷が少ないことが関与しています。私も今までに胸椎椎間板ヘルニアは十数例ぐらいしか経験していません。

 

 手術は、以前は、胸椎の側方から侵入してヘルニアを取り除く方法を行っていましたが、最近では顕微鏡を用いて後方からヘルニアを取り除く方法を行っています。この方法は体への負担はかなり少ない反面、脊髄損傷の可能性があるため、かなり手術に注意が必要です。

 

 先月の2人も顕微鏡を用いて後方から脊髄を避けてヘルニアを取り除く方法で手術を行いました。

 

 2人とも、術前は歩行困難となっていましたが、術後は、歩行状態も改善し、杖なしで歩ける程度にまで回復しております。

 

 

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激痛の腰椎椎間板ヘルニア

カテゴリ : 
椎間板ヘルニア
執筆 : 
admin 2012/11/25 21:19

 

 

 

 先週の脊椎手術は金曜日が休日であったために水曜日の午後に2件の手術のみでした。1件は腰椎変性すべり症に対する後方進入椎体間固定術(PLIF)、もう一件は腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡視下ヘルニア摘出術でした。


腰椎椎間板ヘルニアの患者さんは下肢に放散する激痛のため、ほとんど動くこともできず、当院に受診した時には、診察室の前の廊下を這って移動しておられました。あまりの激痛であったことから、通常の手術予約なら、かなり先の予定になってしまうため、準緊急扱いとして、早期に手術を施行することとしました。手術は40分程度で完璧に終了しました。術直後から、激痛はなくなり、久しぶりに仰向けに寝ることができるようになったとのことで、非常に喜んでおられました。

 

 椎間板ヘルニアは時として激痛のため、全く動くことができずに、トイレにさえも行けず、おむつ内で用を済ませざるを得ないこともあります。このようなときには早期の手術にて痛みを取ってあげることが脊椎外科医の使命と思っております。


 

 


 

 


 

 
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 先週の脊椎手術は5件でした。頚椎症性脊髄症に対する頸椎椎弓形成術が1件、腰椎椎間板ヘルニアに対する顕微鏡視下ヘルニア摘出術1件、腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下除圧術が3件でした。


腰椎椎間板ヘルニアの症例は、かなり以前から椎間板ヘルニアを患っており、そのためヘルニア塊の辺縁が一部骨化していました。このような場合にはかなりヘルニア摘出に難渋しました。正確に言うと、ヘルニアを摘出するだけなら簡単ですが、骨化を削り取るという手術操作が神経に対してダメージを与える可能性があります。神経を直視下にとらえながら、その脇ぎりぎりのところを特殊なドリルで骨化を削り取ることが必要です。


今回の症例も、ほぼ完ぺきに削り取ることができました。


 

 


 

 
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 最近も脊椎手術をどんどん執刀させて頂いております。2週間前のブログ更新から先週まで、16件の脊椎手術を執刀いたしました。


そのなかで先週の腰椎椎間板ヘルニアの患者さんの手術は大変でした。術前の画像診断から、椎間板ヘルニアの一部が骨化していることが判明していました。このような患者さんはたまにおられます。椎間板ヘルニアを長期間患っている患者さんでは、通常は軟骨成分のみの柔らかいヘルニア塊が、その一部が骨に変化し硬くなっていることがあります。また、青少年の時に椎間板ヘルニアに患っていた患者さんやスポーツ障害で腰を痛めた既往のある患者さんでも椎間板ヘルニアもしくは椎間板の辺縁の一部が骨化していることがあります。

 

 この患者さんも若いときから野球をしていたこと、当時から腰痛があったことから、スポーツ障害による腰椎辺縁の障害の遺残性骨化と考えられました。その旨を説明して、手術を行いました。手術を開始して顕微鏡で確認すると椎間板ヘルニア表面の骨化は想像通り認めましたが、それに加えて神経の走行が通常とは全く異なる走行をしていました。このようなことも稀ですがあります。通常は顕微鏡で覗いた椎間板周囲には一本しか神経が存在しませんが、奇形のため2本の神経が存在することがあります。この場合には、あるはずもないところに神経が存在していることから、その神経を神経と思わずに切断してしまったということになりかねません。私は脊椎の手術では全例に顕微鏡、もしくは拡大鏡を用いているため、これらの神経奇形の患者さんに対しても、安全に手術を完遂することができます。この患者さんでは2本の神経に注意しながら、骨化を削除し、またヘルニア塊を取り除きました。術後下肢痛が改善して、喜んでおられました。

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 昨週の脊椎手術は、腰椎椎間板ヘルニアの2例のみでした。内、1例の患者さんは、手術により完全にヘルニア塊を摘出し、神経の圧迫も完全になくなったことを確認して手術を終了したにもかかわらず、術翌日にも依然、術前の下肢痛が残存していました。


手術の翌朝に回診に参りますと、患者さんは、手術が終わったにもかかわらず術前の神経痛が残存していることに、非常に不安な面持ちで、「昨晩は神経痛がまだ残っていて眠れませんでした」、とおっしゃっていました。

 

 しかし、稀にこういうことはあります。神経の腫れが強かった場合には、ヘルニア塊を完全に摘出しても、その神経の腫れが引くまで術後1週間程度は下肢痛が残存することがあります。そのことを十分に説明して、数日で次第に下肢痛が良くなりますよ、とアドバイスしたところ、安心され表情も穏やかになりました。実際、術後数日で下肢痛は軽減してきているようです。

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先週の脊椎手術は4件ありました。腰椎変性すべり症に対して後方進入椎体間固定術(PLIF)が1件、腰部脊柱管狭窄症に対する開窓術が2件、腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡併用顕微鏡視下椎間板ヘルニア摘出術が1件でした。
 
椎間板ヘルニアの患者さんは、下肢痛がかなり強い方でしたが、なんとか手術以外の方法をという希望もあり、かなり投薬と注射で様子を見ていました。しかし1か月ぐらい経過してもほとんど症状が改善しなかったため手術を決断されました。
 
手術所見では、かなり大きなヘルニア塊が神経を強く圧迫しており、またそのヘルニア塊は膨隆型といって、手術以外の方法では症状が改善しにくいタイプであったことから、やはり手術の選択は賢明なものであったと確信できました。
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先週の脊椎手術は再発性腰椎椎間板ヘルニア2例、腰部脊柱管狭窄症2例の合計4例の手術を行いました。
 
また日帰り手術として、手根管症候群2例、ばね指1例、軟部腫瘍摘出2例 の合計5件行いました。
 
私は腰椎椎間板ヘルニアの患者さんを手術する際に、必ず再発の可能性があることを説明しています。これはどんな名医が手術を行っても一定の頻度で必ず起こります。「私が行った腰椎椎間板ヘルニアの手術では再発が一例もない!!」と豪語する医師がいたとしたら、その医師は術後患者さんのフォローを十分に行っていないか、もしくは誇大表現をする癖があるか、のどちらかの可能性が高いと思います。
 
通常、椎間板ヘルニアは、椎間板が“変性”といって、組織内の水分量が減少してくることから始まります。その後、その変性した椎間板が“パンク”することにより椎間板内の軟骨成分が飛び出し、神経を圧迫して椎間板ヘルニアが生じます。我々脊椎外科医はその突出したヘルニア塊を手術で摘出するだけで、変性した椎間板を正常に戻すわけではありませんし、そんなことは現在の医学では不可能です。例えて言うなら、空気が抜け気味のタイヤ(変性した椎間板)が高速道路でパンク(椎間板ヘルニア発症)し、その“パンク”したタイヤを修理することが手術であり、空気が抜けたタイヤを新品に交換するわけではありません。したがって再度パンク(再発ヘルニア)する可能性があるというわけです。
 
これらのことを初回手術時に十分に説明していないと、患者さんの信頼を失うことになりかねませんし、またトラブルに発展する可能性があります。
 
先週の2件の再発性腰椎椎間板ヘルニアの患者さんの初回手術は、技術的にも信頼のおける整形外科医により十分説明がなされて行なわれており、患者さん自身も再発の可能性を認識していたと思われます。
 
このように脊椎手術の術前のインフォームドコンセントはお互いに十分に納得するまで行うことが重要です。
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 先週は腰椎椎間板ヘルニア3件、腰椎変性すべり症に対して後方進入椎体間固定術(PLIF)1件、腰部脊柱管狭窄症に対して顕微鏡視下椎弓部分切除術1件の合計5件行いました。

 
 腰椎椎間板ヘルニアに対しては、内視鏡併用顕微鏡視下ヘルニア摘出術を施行しました。その内1件は、ウエストが110㎝以上の肥満体形であり、通常であれば皮下脂肪がかなり厚いため、腰椎に到達するためには3㎝程度の切開が必要となります。しかし内視鏡器機を使用することにより傷口を絆創膏で止めるだけの「絆創膏手術」で行うことができました。以前のブログでも書きましたが、肥満体系の患者さんには是非、低侵襲脊椎手術をお勧めしたいと思います。
 
 
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先週は脊椎手術を7件行いました。
 
脊柱管狭窄症が3件、腰椎椎間孔狭窄が1件、腰椎椎間板ヘルニアが2件、骨粗しょう症性圧迫骨折に対する経皮的後弯矯正術(BKP)が1件でした。
 
腰椎椎間板ヘルニアの1件は、肥満気味の男性でした。このような体形にこそ、内視鏡機器併用腰椎椎間板ヘルニア摘出術のメリットがあります。
 
通常の手術方法ですと、腰椎に到達するためには、厚い皮下脂肪と筋肉が覆っている腰椎に到達するためには5㎝程度の切開が必要になります。そのため出血もしますし、筋肉へのダメージも残ります。しかし、内視鏡機器を使用することで、皮下脂肪や背筋の厚みなど体格の大小にかかわらず、18㎜程度の傷で、ほとんど無出血で腰椎に到達し、その後椎間板ヘルニアを摘出することができます。この患者さんも、肥満気味で皮膚から腰椎までは6㎝程度の厚みがありましたが、内視鏡機器を用いることで、創にはバンドエイドを貼っておく程度で手術を完遂できました。
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再発性腰椎椎間板ヘルニア

カテゴリ : 
椎間板ヘルニア
執筆 : 
admin 2012/3/8 23:44

 

昨日は、2件の脊椎手術がありました。
 
1件目は、以前、私が第1/2腰椎椎間板ヘルニアに対して手術を施行した患者さんで、今回は、第2/3腰椎椎間板ヘルニアが発症し、左下肢の激痛で歩行困難となってしまいました。第1~3腰椎での椎間板ヘルニアの発症は頻度的に珍しく、それも2か所も椎間板ヘルニアが発症するとは、かなり珍しいことです。手術は全く問題なく1時間以内に終了しました。
 
2件目は、以前、他医で第5腰椎/第1仙椎の椎間板ヘルニアに対して内視鏡椎間板ヘルニア摘出術を施行された患者さんでした。今回は同部位に再発を来して当院に受診されました。注射治療などを約1か月間行いましたが、まったく下肢の激痛は改善せず、手術に踏み切りました。
 
再発ヘルニアの手術は、神経の周囲が強く癒着していることから、注意深い手術操作が要求され、また再発ヘルニアが完全に摘出できなかったという話もよく聞きます。しかし、顕微鏡を用いて注意深く操作すれば、まず手術中に問題になることはありません。ただ、神経の癒着のためか、完全にヘルニアを取り除き、術後のMRIでも神経の圧迫が完全に解除されていても、症状が完全には消失しないことはよくあります。今回も、顕微鏡を用いて、再発ヘルニアを完全に取り除きました。あとは症状がよくなってくれることを願うばかりです。
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読売新聞掲載

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