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脊柱管狭窄症カテゴリのエントリ

hip spine syndrome

カテゴリ : 
脊柱管狭窄症
執筆 : 
admin 2012/2/28 23:14

今日のタイトルは英語です。hip spine syndromeを説明します。[hip]は「股関節」を意味し、[spine]は「脊椎」を意味しています。つまり、股関節が変形して股関節が痛い、「変形性股関節症」という病気と、腰椎脊柱管狭窄症のような腰椎の病気が合併している病態を言います。これは、股関節が変形して疼痛を生じると、骨盤を揺らしながら、もしくは、知らず知らずのうちに、骨盤を前傾させながら、無理な姿勢で歩くことにより、腰椎に無理な力がかかり、腰椎も変形し、脊柱管狭窄症に至るということが原因です。

 

先週も、股関節の軟骨がかなりすり減っていたため、かなりの股関節痛がある上に、腰椎すべり症を合併して、坐骨神経痛も顕著となり、歩行困難となった患者さんを手術しました。

 

まず腰椎の手術に先行して、左人工股関節手術を行いました。この手術は、金沢医科大学の准教授の兼氏 歩先生に執刀して頂きました。今後は、人工股関節が安定する、約1か月後に腰椎固定術を計画しています。

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椎間孔狭窄

カテゴリ : 
脊柱管狭窄症
執筆 : 
admin 2012/2/26 0:01

 今週は、4件の脊椎手術を行いました。内訳は 腰椎椎間板ヘルニアが3件と椎間孔狭窄症が1件でした。

 
 椎間孔狭窄症とは、解剖学的に、腰神経は腰椎から出て、骨盤、下肢に伸びていきますが、その腰椎から出る孔を椎間孔と言います。その部分で腰神経が圧迫される病態のことを言います。通常は第5腰椎と第1仙椎の間の椎間孔部分で生じることが多い病態です。この部分は、第1仙椎の上関節突起という部分と、第5腰椎/第1仙椎椎間板、第5腰椎椎弓根という部分によって第5腰神経が上下、前後から圧迫されやすいためです。
 
 この患者さんも、第5腰椎/第1仙椎の椎間孔部分で第5腰神経が圧迫されており、そのため、足関節を上げる筋力が低下していました。
 
 この病態の私の手術方法は、私が論文やテキストで発表してきたWiltseアプローチにて進入して神経の圧迫を取り除くことが以前は多かったのですが、最近は、通常の腰椎椎間板ヘルニアで行う手術方法で、顕微鏡を駆使することにより、神経の圧迫を取り除くことが可能であることが判り、もっぱら通常の方法で除圧を行っています。
 
 今回も、1時間程度で手術を終了しました。
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腰椎変性すべり症

カテゴリ : 
脊柱管狭窄症
執筆 : 
admin 2012/1/13 23:20

 水曜日の午後からの手術は、腰椎変性すべり症の患者さんに対して、腰椎椎体間固定術を施行しました。

 

 腰椎変性すべり症とは、腰部脊柱管狭窄症の中で、より重症の病気です。これは、腰椎椎間板が変性し、椎間板の働きである腰椎をくっつけておく接着力が低下した結果、腰椎に「づれ」が生じて、腰椎の中にある神経が圧迫される病気です。したがって、神経の圧迫を取り除くだけでは不十分で、ぐらぐらになってづれが生じた腰椎を、ボルトなどで固定することが必要です。

 

 手術中に神経を確認すると、神経の圧迫は極めて高度でしたが、これを丁寧に取り除き、その後、腰椎を固定するボルトを4本刺入し、椎間板にもセラミックのようなもを(PEEK素材と言います)挿入して手術を終了しました。 

 

 術前は、麻酔をかける時でさえ、痛みで仰向けになれませんでしたが、術後はその痛みはなくなったとおっしゃっておられました。

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スポーツと腰部脊柱管狭窄症

カテゴリ : 
脊柱管狭窄症
執筆 : 
admin 2011/11/27 21:36

 先週の木曜日は外来終了後に、午後7時から腰椎手術を行いました。

 

 術前のMRI画像では、第5腰椎・第1仙椎部分で腰椎ヘルニアによる仙椎神経の圧迫を認め、手術を行いました。神経を確認すると、ヘルニアによる圧迫だけでなく、腰椎関節の張り出しによる神経の圧迫も認め、いわゆる腰部脊柱管狭窄症を呈していました。通常第5腰椎・第1仙椎部分にて脊柱管狭窄症になることは珍しく、高齢であったことから、このような病態を呈していたのだと思います。


 一昨日の金曜日午後は手術日でしたので、1件の腰部脊柱管狭窄症患者を手術しました。壮年男性で、脊柱管狭窄症にしては比較的若い年齢の方でした。野球を若い時から続けられていたそうで、腰の酷使が腰椎椎間関節の変形をきたしたのだろうと思いました。

 

 科学的にはスポーツと腰部脊柱管狭窄症との発症リスクの関連は見出されていません。ただ経験的に、柔道などを少年期から続けられている方には、腰椎のレントゲンを撮影すると、かなり変形がすすんでいるような印象があります。

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 昨日の午後は3件の脊椎手術を行いました。どの手術も私の得意な手術を行いました。

 

 1件目は腰部脊柱管狭窄症の患者さんです。腰椎が変性(老化)して側弯(左右方向に湾曲)になっており、かなり脊柱管が圧迫されていた患者さんです。このような患者さんに、神経を圧迫している腰椎の関節の一部を削りすぎると、一旦は神経の圧迫が解除されて症状が緩和するのですが、時間経過とともに、側弯が進行して、再度、症状が再燃することがあります。

 このような患者さんにこそ、私が学会で発表している片側進入両側除圧術の非常に良い適応となります。この方法では、筋肉へのダメージを最小限にできるばかりか、腰椎の関節を極力温存することが可能で、側弯の進行を防止することができます。

(私が、この術式を施行した100例以上の患者さんの術後成績をまとめた論文が今年掲載されました。

藤田拓也, 他: 腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下片側進入両側除圧術. J. Spine Res. 2:1372-1376, 2011)

 

 この患者さんにもこの術式を行いました。1時間程度で終了し、出血量もわずかでした。

 

2例目、3例目は腰椎椎間板ヘルニアに対して内視鏡機器併用椎間板ヘルニア摘出術を施行しました。

どちらも50分程度で、全く問題なく終了しました。

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 腰部脊柱管狭窄症で下肢痛や下肢のしびれ感に悩む患者さんに、いつごろ手術を受けたらいいでしょうか?どうなったら手術を受けなくてはいけませんか?という質問をよく受けます。

 この質問に関しては整形外科関連学会でよく議論がなされていますが、この議論の拠り所になる論文があります。その論文とは手術以外の治療を10年近くにわたりうけた患者さんの長期経過をまとめた論文です。それによると、両下肢のしびれ感が出現し、歩行により両臀部や会陰部にまでしびれ感や疼痛が増悪するような患者さんは、手術以外の治療法の継続では、10年後には症状がほぼ悪化しているという事実が報告されています。

 したがって、症状が、片足でなく両足が痺れて、休み休みでないと臀部や会陰部が痺れて歩けない、といった症状が出現したら、手術が一番最適の治療であり、早期に手術を受けたほうがいいですよ、と説明しています。また機会があったら脊椎外科関連の情報を記載していこうと思っています。

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今日の手術:腰部脊柱管狭窄症

カテゴリ : 
脊柱管狭窄症
執筆 : 
admin 2011/10/8 8:08

一昨日と昨日は一件づつ手術を行いました。

 

一昨日は第4/5腰椎での、かなり重症の腰部脊柱管狭窄症患者さんでした。かなり神経が圧迫されており、神経周囲の癒着も高度でしたが、まったく問題なく手術終了しました。

 

昨日も第4/5腰椎の腰部脊柱管狭窄症患者さんでした。顕微鏡視下に手術を行い、30分程度で手術が終了しました。今朝、回診したところ、術前の症状が全く消失した、と喜んでおられました。

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