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 昨日の午後は3件の脊椎手術を行いました。どの手術も私の得意な手術を行いました。

 

 1件目は腰部脊柱管狭窄症の患者さんです。腰椎が変性(老化)して側弯(左右方向に湾曲)になっており、かなり脊柱管が圧迫されていた患者さんです。このような患者さんに、神経を圧迫している腰椎の関節の一部を削りすぎると、一旦は神経の圧迫が解除されて症状が緩和するのですが、時間経過とともに、側弯が進行して、再度、症状が再燃することがあります。

 このような患者さんにこそ、私が学会で発表している片側進入両側除圧術の非常に良い適応となります。この方法では、筋肉へのダメージを最小限にできるばかりか、腰椎の関節を極力温存することが可能で、側弯の進行を防止することができます。

(私が、この術式を施行した100例以上の患者さんの術後成績をまとめた論文が今年掲載されました。

藤田拓也, 他: 腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下片側進入両側除圧術. J. Spine Res. 2:1372-1376, 2011)

 

 この患者さんにもこの術式を行いました。1時間程度で終了し、出血量もわずかでした。

 

2例目、3例目は腰椎椎間板ヘルニアに対して内視鏡機器併用椎間板ヘルニア摘出術を施行しました。

どちらも50分程度で、全く問題なく終了しました。

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術後経過観察について

カテゴリ : 
雑感
執筆 : 
admin 2011/11/16 22:28

今日は水曜日で、午前中は藤田クリニックで外来診療を行い、午後から木島病院に移動して脊椎手術を3件行いました。

 

 午前中には、以前、私が、金沢医科大学や木島病院で脊椎手術を行った患者さんが定期健診に来院されました。どの患者さんも経過良好で、手術を受けてよかったと皆さん喜んでおられました。

 

 私は自分が手術した患者さんは、自分が責任をもって術後も経過観察することを信条としています。やはり執刀医でないと、わからないこともたくさんあり、また執刀医だからこそ、その患者さんの痛みが自分自身の痛みのように感じられるものです。私が手術をした患者さんは、術後リハビリや経過観察のレントゲンなど、当院で責任をもって診察してまいりますので、安心して手術に臨んでいただけるものと思います。

 

 

 

 

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腰椎椎間板ヘルニア

カテゴリ : 
椎間板ヘルニア
執筆 : 
admin 2011/11/14 23:34

 先週の金曜日は午後から手術日でした。

 午前中に藤田クリニックで外来をしたのちに、木島病院に移動して2件の手術を行いました。

 

 一例目は高齢の男性で 2件目は逆に少年男性でした。通常、腰椎椎間板ヘルニアは30歳から40歳代の壮年期に多いことから、2例とも比較的稀なケースでした。私は以前、20歳以下の腰椎椎間板ヘルニアの手術成績をまとめて、日本脊椎脊髄病学会に発表しました。詳細は後日このブログで述べることとしますが、結論は、若年者であっても、その手術成績は良好なものであったということです。2件とも全く問題なく手術を終了しました。 

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今日の手術:腰椎椎間板ヘルニア

カテゴリ : 
椎間板ヘルニア
執筆 : 
admin 2011/11/9 23:14

今日は午後から手術日でした。今日は3件の腰椎手術を行いました。

 

 1件目は右下肢痛(右坐骨神経痛)によって、日常生活が障害されていた女性の患者さんでした。手術日が近づくにつれ、やや症状が軽減したこともあって手術を迷っておられました。しかし、最終的には、椎間板ヘルニアの手術をうけるかどうかは、患者さん本人が決める必要があり、医師が決めるものではありません。したがって現在の痛みがどれだけ日常生活に影響しているのかを基準にして、手術のメリット、デメリットを考慮して、手術をするかどうかを決めなくてはいけません。この患者さんは最終的に手術を決断されました。顕微鏡視下に第4/5腰椎レベルを確認すると、腰椎椎間板ヘルニアだけでなく、腰椎の関節がかなり肥厚しており、この肥厚が右第5腰神経を圧迫しており、いわゆる腰部脊柱管狭窄症の所見がありました。それに加えて大きな腰椎椎間板ヘルニアも合併しており、これだけの所見であれば、やはり患者さんが手術を選択したことは、早期に坐骨神経痛から解放されるためには賢明は選択であったと思いました。手術時間は55分程度かかりました。

 

 2件目も腰椎椎間板ヘルニア症例で、この症例も手術が怖くて、約1ヵ月間ぐらい入院の上で安静加療を行っていましたが、安静時には痛みはないのですが、いざ動き始めるとまた坐骨神経痛が再燃する、ということを繰り返したため、手術を決断されました。手術所見も、軟骨板という硬い成分が混じったヘルニア塊であり、あのまま安静入院だけでは今後も坐骨神経痛は緩和されなかっただろう、と思われました。

 

 3件目は、以前、腰椎破裂骨折に対して後方固定をおこなった患者さんで、骨折も治癒したため、腰椎を留めてあった金属を抜去しました。

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 腰部脊柱管狭窄症で下肢痛や下肢のしびれ感に悩む患者さんに、いつごろ手術を受けたらいいでしょうか?どうなったら手術を受けなくてはいけませんか?という質問をよく受けます。

 この質問に関しては整形外科関連学会でよく議論がなされていますが、この議論の拠り所になる論文があります。その論文とは手術以外の治療を10年近くにわたりうけた患者さんの長期経過をまとめた論文です。それによると、両下肢のしびれ感が出現し、歩行により両臀部や会陰部にまでしびれ感や疼痛が増悪するような患者さんは、手術以外の治療法の継続では、10年後には症状がほぼ悪化しているという事実が報告されています。

 したがって、症状が、片足でなく両足が痺れて、休み休みでないと臀部や会陰部が痺れて歩けない、といった症状が出現したら、手術が一番最適の治療であり、早期に手術を受けたほうがいいですよ、と説明しています。また機会があったら脊椎外科関連の情報を記載していこうと思っています。

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11月4日(金曜日)は午後から4件の脊椎手術を施行しました。

 

1件目は壮年男性の腰椎椎間板ヘルニア患者さんで、術前、睡眠もままならないほどの激痛でした。この患者さんに内視鏡機器併用顕微鏡視下ヘルニア摘出術を施行しました。指先ほどの傷で(16㎜)で内視鏡機器を腰椎に設置し、顕微鏡を使用してヘルニアを摘出しました。術前の画像で腰ヘルニアが大きいことは確認していましたが、実際確認すると、protrusion typeのヘルニアで、かなり大きなヘルニア塊が摘出できました。このtypeのヘルニアは下記に図示しましたが、神経の圧迫している部分はそれほど出っ張っていませんが、椎間板の中からかなり大きなヘルニア塊が摘出できるといタイプです。手術時間n30分程度、出血量ほぼ0mlで手術終了しました。傷は絆創膏で留めておきました。

 

2件目は壮年男性の再発性腰椎椎間板ヘルニア患者で、3件目は壮年女性の腰椎椎間板ヘルニア患者さんでした。それぞれ顕微鏡視下に手術を終了しました。

 

4件目は老年女性の腰部脊柱管狭窄症患者さんでした。第3/4,4/5腰椎レベルにて両側腰神経が圧迫されていました。圧迫されていた神経を完全に除圧しました。

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今日の手術:腰椎椎間板ヘルニア

カテゴリ : 
椎間板ヘルニア
執筆 : 
admin 2011/11/1 23:07

今日は、壮年男性の腰椎椎間板ヘルニアの手術を行いました。術前のMRIではそれほど大きな腰ヘルニアには見えませんでしたが、実際の手術してみると、腰神経の真下に、神経に突き刺さるようにヘルニアが突出していました。術前の画像ではここまでは捉えきれておらず、術前画像診断の難しさを再認識しました。腰ヘルニアを摘出すると、神経の緊張は、全くなくなりました。

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 10月27日(木曜日)は外来終了後の午後7時から2件の手術を行いました。

 2件とも脊椎骨粗鬆症により腰椎圧迫骨折が生じ、入院の上での安静加療を行っていましたが、腰痛が軽減せず、日常生活がかなり制限されていた老年女性でした。この2例に以前にもこのブログで紹介しました経皮的後弯矯正術:Balloon Kyphoplasyを計画しました。

 1例目は術前のMRIで、骨折した腰椎の椎弓根という部分がかなり細く、セメント注入がやや困難かと思いましたが、特に問題なくセメントを注入することが可能でした。

 2例目は、腰椎の形状も全く通常通りであり、潰れた腰椎に十分量のセメントを注入することができました。二人とも手術時間は1時間以内で終了しました。術翌日には、術前の痛みがかなり軽減したと聞いて、この方法は、腰椎圧迫骨折をきたして腰痛に悩む高齢の方にとって、傷は5㎜程度で、出血量もなく、手術時間も実質30分程度で終了できることから、非常に有用で、まさに福音ともいえるような手術と思っています。

 

 10月28日(金曜日)は外来終了後午後から、腰部脊柱管狭窄症の老年男性に対して顕微鏡視下神経除圧術を施行しました。第3/4,4/5腰椎部分を両側除圧施行しました。神経の圧迫は顕著でしたが、手術により神経の膨らみを確認することができました。手術時間1時間強で終了しました。

 

 

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今日は午後から手術2件でした。

 

1件目は、壮年の男性で、第4/5腰椎椎間板ヘルニアでした。16㎜の切開で内視鏡機器併用顕微鏡視下椎間板ヘルニア摘出術を施行しました。右第5腰神経を確認すると、巨大なヘルニアに圧迫され、腰神経はかなり緊張が強い状態でした。ヘルニアを摘出すると、腰神経の緊張は全くなくなりました。

 

2件目は、腰部脊柱管狭窄症の老年男性で、立って歩くと両下肢がしびれて歩けなくなり座り込んでしまうという、間歇性跛行を呈していました。また術前のMRIで第3/4, 4/5, 5/第1仙椎の3か所で神経が著明に圧迫されていたことから、左右両側のこの3か所の神経を顕微鏡視下に除圧しました。かなり神経の圧迫は顕著でしたが、完全に神経の圧迫をなくすことができました。

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今日の手術は2件でした。

 

1件目は、内視鏡機器併用顕微鏡視下腰椎椎間板ヘルニア摘出術を行いました。いったん、お薬で下肢痛が軽くなったために手術をキャンセルされたのですが、また、ある日から激痛が再発した患者さんでした。16㎜の切開で、確実にヘルニアを摘出しました。手術時間は35分程度、出血量はなし、絆創膏をはって終わりました。

 

2件目は、第3/4,4/5腰椎の腰部脊柱管狭窄症の患者さんでした。第3/4腰椎部分の圧迫が顕著で、珍しく癒着が高度でした。顕微鏡視下になんとか神経の癒着を剥離して、完全に神経の圧迫を解除しました。

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読売新聞掲載

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