あっという間に夏が終わり9月になりました。あの暑かった夏はいったいどこに行ったのでしょうか?もう朝晩はかなり涼しい気候になりました。
8月の手術件数は、お盆休みを頂戴しましたが、13件と頑張りました。1件が、胸椎圧迫骨折後の偽関節に対する経皮的後弯矯正術(BKP)、1件が腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下除圧術、その他11件が腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡機器併用ヘルニア摘出術でした。
また変形性膝関節症の膝痛の患者さんに、人工膝関節置換術を、木島病院の北岡先生と一緒に行いました。
経皮的後弯矯正術(BKP)を施行した患者さんは、受傷して約3か月以上も経過したにもかかわらず、動作時の背部痛と腰痛が軽減せず、いろいろな病院に受診されたそうですが、どの病院でも、このまま様子を見ましょう、とだけ言われていたそうで。いよいよ困り果てて当院に受診されました。MRIなどの画像診断などから、いまだ骨折が治癒していない「偽関節」状態と判断し、この手術を行いました。術翌日から、「いままでの痛みが軽くなった!!」と言われて、大喜びされていました。
手術後の回診の時に、患者さんが痛みが軽くなって喜ばれている顔を拝見すると、私も本当に嬉しくなります。