4月はゴールデンウイークに入っていたことから、手術日が少なく、11件の脊椎手術を行いました。
内訳は、腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下除圧術4例、腰椎椎間板ヘルニアに対する顕微鏡視下ヘルニア摘出術5例、骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折に対する経皮的後彎矯正術1例、それに腰椎黄色靭帯内血種の1例でした。
腰椎黄色靭帯内血種は、まれな疾患で、腰椎の神経の後ろ側に位置する黄色靭帯という組織内の血管が破けて、出血するという疾患です。実は5月にも同様な患者さんがおられて、すでに手術を施行しました。
どの症例も術後の経過は良好です。