今年も早いもので5月になり、1年の3分の1が終わりました。
今年の4か月間は昨年の同期間よりもやや忙しく、この4か月間で84件の脊椎手術を行わせていただきました。どの症例も、一例一例、私の持てる技術を120%駆使して手術を行わせて頂いております。
手術中は、人間の体を扱うわけですから、教科書通り、一筋縄では手術が進行せず、時として、この局面をどうしたものか判断に迷うこともあります。そういう時は、決まって「自分の肉親だったらどうするか?」を自問自答するようにしています。そうすることで、必然的に活路が開けてきますし、また術後も、自分の選択した手術手技に確信が持てます。
これからも、常に自分の肉親だったらどうするか?を自問しながら、手術を行っていきたいと思っています。