2011-11-06 椎間板ヘルニア

内視鏡機器併用腰椎椎間板ヘルニア摘出術と腰部脊柱管狭窄症

11月4日(金曜日)は午後から4件の脊椎手術を施行しました。

 

1件目は壮年男性の腰椎椎間板ヘルニア患者さんで、術前、睡眠もままならないほどの激痛でした。この患者さんに内視鏡機器併用顕微鏡視下ヘルニア摘出術を施行しました。指先ほどの傷で(16㎜)で内視鏡機器を腰椎に設置し、顕微鏡を使用してヘルニアを摘出しました。術前の画像で腰ヘルニアが大きいことは確認していましたが、実際確認すると、protrusion typeのヘルニアで、かなり大きなヘルニア塊が摘出できました。このtypeのヘルニアは下記に図示しましたが、神経の圧迫している部分はそれほど出っ張っていませんが、椎間板の中からかなり大きなヘルニア塊が摘出できるといタイプです。手術時間n30分程度、出血量ほぼ0mlで手術終了しました。傷は絆創膏で留めておきました。

 

2件目は壮年男性の再発性腰椎椎間板ヘルニア患者で、3件目は壮年女性の腰椎椎間板ヘルニア患者さんでした。それぞれ顕微鏡視下に手術を終了しました。

 

4件目は老年女性の腰部脊柱管狭窄症患者さんでした。第3/4,4/5腰椎レベルにて両側腰神経が圧迫されていました。圧迫されていた神経を完全に除圧しました。