2012-04-15 椎間板ヘルニア

肥満体系の腰椎椎間板ヘルニア:内視鏡併用手術

 先週は腰椎椎間板ヘルニア3件、腰椎変性すべり症に対して後方進入椎体間固定術(PLIF)1件、腰部脊柱管狭窄症に対して顕微鏡視下椎弓部分切除術1件の合計5件行いました。

 
 腰椎椎間板ヘルニアに対しては、内視鏡併用顕微鏡視下ヘルニア摘出術を施行しました。その内1件は、ウエストが110㎝以上の肥満体形であり、通常であれば皮下脂肪がかなり厚いため、腰椎に到達するためには3㎝程度の切開が必要となります。しかし内視鏡器機を使用することにより傷口を絆創膏で止めるだけの「絆創膏手術」で行うことができました。以前のブログでも書きましたが、肥満体系の患者さんには是非、低侵襲脊椎手術をお勧めしたいと思います。