2012-10-22 脊柱管狭窄症

腰椎変性すべり症に対する手術

 

 昨週の脊椎手術は3件でした。腰椎変性すべり症に対する後方進入椎体間固定術(PLIF)、腰部脊柱管狭窄症に対する顕微鏡視下除圧術、腰椎椎間嚢腫に対する嚢腫摘出術、以上の3件でした。

腰椎変性すべり症の患者さんは、術前レントゲン上ではかなり第4腰椎・第5腰椎間がずれており、計測では椎体の25%もずれていました。これだけずれがあると、もはや腰椎に金属を刺入して矯正するしか方法はなく、第4,5腰椎にそれぞれ2本づつ金属のボルトを刺入して、ずれを矯正しました。術後のレントゲンでは、ほぼ完ぺきに腰椎のずれが矯正されていました。

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