先週は、3件の脊椎手術を施行しました。
2件は、腰椎椎間板ヘルニア症例で、内視鏡併用の顕微鏡視下ヘルニア摘出術を施行しました。
もう1件は、骨粗鬆症に伴う胸椎圧迫骨折の患者さんでした。経皮的後弯矯正術(BKP)を施行しました。この手術は、レントゲンを見ながら、圧迫骨折を起こしている胸椎に、針でセメントを注入する術式で、非常に簡便、かつ低侵襲です。傷口は針を刺すだけなので、絆創膏程度で済みますし、当日から歩いていただくことも可能です。
この患者さんは、術直後から、今までの痛みから解放されて、非常に喜んでおられます。