先週は、3件の脊椎手術を行いました。
腰部脊柱管狭窄症が2例、経皮的後弯形成術が1例でした。
経皮的後弯矯正術を行った患者さんは87歳と高齢の女性でしたが、第12胸椎圧迫骨折による腰痛が顕著で、そのため食欲も減退するなど、日常生活にもかなりの支障が出てきていたことから、内科的に手術に耐えうるとの結果を踏まえて、手術に踏み切りました。
ただこの手術は、背中に、セメント注入用の針を刺すだけなので、患者さんの体への侵襲はかなり少ない手術です。手術時間も30分弱で終了します。
この患者さんは、手術翌日から、術前の腰痛がかなり軽減し、大変喜ばれております。