今日も外来終了後に、夜7時から手術を施行しました。非常に重症の腰部脊柱管狭窄症のため、ほとんど歩行困難という患者さんでした。術前の画像で、第2/3腰椎、第3/4腰椎、第4/5腰椎、第5腰椎/第1仙椎、の4椎間で非常に狭窄が強い症例で、通常であれば、一番狭窄が強い、もしくは一番症状に関与していると考えられる部位のみを手術するのですが、今回は、ほとんど歩行困難であるという症状を考えて、すべての狭窄部位を手術しました。予想通り、すべての部位で狭窄が強く、神経の圧迫も顕著でしたが、手術により、神経の膨らみを確認することができました。